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施工事例

油圧プレス機 修理・メンテナンス

施工概要

熱処理業のお客様より、工場に設置している油圧プレス機の油圧シリンダーがロックが効かずに勝手に下がるため、修理出来ないだろうかとご相談を頂きました。ご連絡を受けて最適な業者と現地を訪問し、状況確認及び、原因を特定しました。油圧シリンダーに使用されていた既設のパッキンは特殊なものでしたが、既製品にある標準パッキンを加工することで適合する物をご準備しました。これにより、パッキンの劣化が原因で発生していたオイル漏れが完全に解消され、機械の安全性及び効率が向上しました。

カテゴリー メンテナンス 
施工分類油圧プレス機
工期2日
お客様業界 製造業 
施工内容油圧シリンダー 修理・メンテナンス

施工風景

工事の背景・工事の課題

熱処理業のお客様より、工場に設置している油圧プレス機のことでご相談を頂きました。
こちらのお客様は、工場設備の油圧プレス機の油圧シリンダーがロックが効かずに勝手に下がるようになったので、安全上の心配からお困りのところ、当社までお声がけいただきました。

改善効果・当社からの提案

お客様からのご連絡を受けて現地を訪問し、状況を確認しました。最適な業者と同行して油圧シリンダーを調査した結果、シリンダーが勝手に下がる原因は、油圧パッキンの劣化によるオイル漏れおよび圧漏れと断定しました。また、油圧シリンダー本体には多数の傷があることも確認しました。パッキンの早期劣化を防ぐために、シリンダー本体のメッキ加工をご提案しました。

既設の油圧パッキンは特殊なものであったため、既製品の標準パッキンを加工して適合するパッキンを準備しました。準備完了後、シリンダーを持ち帰り整備作業を実施しました。パッキンの交換、シリンダーの洗浄、組立を一貫して行い、油圧シリンダー本体にはメッキ加工を併せて実施しました。

整備が完了したシリンダーを現場に再設置し、取り付け後に動作確認を行い、正常に稼働することを確認しました。施工後は、パッキンの劣化が原因で発生していたオイル漏れが完全に解消され、機械の効率が向上しました。また、シリンダー本体に対するメッキ加工を施したことでパッキンの早期劣化を防ぐことができ、メンテナンスの頻度が減り、コスト削減に寄与しました。

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