工事の背景・工事の課題
医療施設内の重要な機械設備の冷却を担う冷却水ポンプのメンテナンス工事のご依頼いただきました。切替のタイミングに際し、ポンプから液漏れが発生しており、今後の本格的な不具合や生産ラインの停止を未然に防ぐために、修理が必要な状態でした。稼働時間も長期にわたっていたことから、軸封部であるメカニカルシールや軸受けの劣化が進行しており、当社にてメンテナンス工事を実施いたしました。
改善効果・当社からの提案
当社にて、ポンプの状態を確認し、劣化が見られた軸受けとメカニカルシールの交換を実施したことで、液漏れを解消し、冷却水の漏洩による設備トラブルや周辺機器への悪影響を未然に防止しました。
また、ポンプ・モーターの軸受けを新しいものに交換したことで、軸受け摩耗による異音や振動、回転不良のリスクを低減しただけでなく、センターリングを正確に行ったことで、ポンプやモーターに余計な負荷をかけずに、動力損失が減少したことで運転効率の向上と消費電力の削減を実現しました。