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2026年3月13日工場改修工事の修理もしくは更新を判断するためのポイント

工場設備や建屋は長期間使用していると、老朽化による様々なトラブルが発生します。本記事では、工場改修工事が必要になる前の予兆と、弊社の工場改修工事の内容をまとめました。またその工場改修工事により期待できる効果をご紹介します。

工場設備の寿命と改修の目安

工場における主要設備や建屋の耐用年数は、対象によって異なりますが、一般的に大規模な改修の目安は15年〜20年程度とされています。これは、外壁・屋根の防水性能の低下や、生産設備の基幹パーツの耐久限界、メーカーの部品保持期間に基づく考え方です。

しかし、実際の寿命は日常的なメンテナンス状況や稼働環境で大きく変わります。 例えば、各設備が定期的な清掃やこまめな補修をしている工場と、していない工場では、設備の寿命が全く異なります。定期的な清掃やこまめな補修を怠ると、一箇所の不具合が建物全体やライン全体に波及し、結果として必要な工場改修工事の範囲が広がってしまう恐れがあります。
下記に工場改修工事が必要な予兆と、その予兆に対して実施する工事がもたらす効果をまとめました。

工場改修工事の施工範囲と対応内容

工場改修工事の予兆
(表れるサイン)
工場改修工事の内容期待できる効果
・夏場の室内温度が異常に高く、作業効率が落ちている

・既設ファンから異音がする、
または吸い込みが弱い

ルーフファンの設置・交換、大型送風機、遮熱シート、エアコン更新熱中症対策、換気効率の向上、電力コスト削減
・シャッターの開閉が遅く、空調の冷気

・暖気が逃げている・工場内への虫や埃の侵入が目立ち、製品品質に影響が出ている

シートシャッター設置、扉の修理・メンテナンス空調効率UP(防塵・防虫)、安全確保
・エアー漏れの音が聞こえる、コンプレッサーの稼働時間が長い

・電気代が年々上昇しており、固定費を削減したい

コンプレッサーの更新、エアー漏れ対策、LED照明設置・交換電気代削減、作業環境の改善
機械の回転部や高所作業箇所で事故につながる可能性のある箇所を発見した

・鳥の糞害により、製品や設備が汚損されている

安全カバー・手摺・柵の取付、通路屋根設置、パーテーション工事、防鳥対策等事故防止、工場内のゾーニングによる安全対策
・床のコンクリートが剥げ、フォークリフト走行時にガタつく

・外壁にひび割れがある、または天井から雨漏りが発生した

塗床工事、外壁塗装、屋根工事、防水工事フォークリフト走行の安全性向上、建物の長寿命化
古い設備(ポンプ・クレーン)の故障が増え、修理部品もない

・新機種導入に伴い、配管や配線の引き直しが必要になった

クレーン撤去・更新、ポンプ入替、配管や配線設備のレイアウト変更生産ラインの最適化、老朽化設備の更新

 

工場の「いま」を見つめ直し、より良い現場環境へ

工場の設備や建屋は、日々過酷な環境で稼働し続けています。毎日現場にいるからこそ、少しずつの劣化や、使い勝手の悪さに慣れてしまい、大きなトラブルが起きるまで見過ごされてしまうことも少なくありません。

今回整理したこの表は、私たちがこれまで数多くの現場で目にしてきた「困りごとの兆候」をまとめたものです。

「夏場は暑いのが当たり前」

・「床が少しガタつくけれど、まだ走れる」

・「シャッターの閉まりが遅いけれど、昔からこうだった」

こうした小さな予兆は、実は「もっと現場を快適に、効率的にできる」という改善のチャンスでもあります。ルーフファン一つ、シートシャッター1枚の更新が、働く方の疲労を軽減し、電力コストを抑え、結果として製品の品質や納期を守ることにつながっていきます。

ぜひ一度、この表をチェックリストとしてご活用ください。現場を歩きながら、「そういえば、ここも当てはまるな」という箇所を見つけていただくことが、工場をより強く、安全な場所に進化させる第一歩となります。

高原商店は、姫路の地で工場の皆様と共に歩んできました。修理で済ませるか、更新すべきかといった判断も含め、皆様が大切にされている現場のこれからを一緒に考え、最適な改善への道筋を見つけるお手伝いができれば幸いです。

工場改修・設備更新は「姫路 工場保全・メンテナンス技術センター」にお任せください

今回は、工場の修理もしくは更新を判断するためのポイントについてご紹介しました。 姫路 工場保全・メンテナンス技術センターを運営する株式会社高原商店では、建屋の補修から生産設備の更新まで、工場改修に関する豊富な実績がございます。「修理で粘るべきか、更新すべきか」といったお悩みも、現場調査に基づき最適なご提案をさせていただきます。

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