シートシャッターの基本構造と材質
通常のシャッターは、スチール、アルミ、ステンレスなど金属製のものが多いですが、シートシャッターは、ポリエステルやビニールなどの樹脂製のシートで作られています。そのため、シートシャッターは、通常のシャッターと比較して、とても軽量であるため、素早く開閉することが可能です。しかし、通常のシャッターと比較してシートシャッターの耐久性は低いです。
シートシャッターの一般的な耐用年数
使用環境や保守の頻度によって耐用年数は大きく異なりますが、文化シャッター様の高速シートシャッター「エア・キーパー大間迅」の設計耐用年数は10年、耐用回数は50万回とされています。一般的なシャッターの平均耐用年数は、適切な保守管理が行われている場合には約10年から15年とされています。つまり、一般的なシャッターと比較して、シートシャッターの耐用年数は短いと言えます。
出展:文化シャッターホームページ(https://www.bunka-s.co.jp/support/check)
シートシャッターの耐用年数に影響を与える要因
シートシャッターの耐用年数は、使用頻度や設置環境によって大きく異なります。高湿度や海岸沿い地域では、材料の腐食が進みやすいため、通常よりも短い期間で故障してしまうことがあります。また、定期的な保守が行われていない場合、予期せぬ故障や機能低下を引き起こす可能性があります。そのため、シートシャッターを長期間使用するためには、定期的なメンテナンスや点検が必要となります。
正しい保守管理でシートシャッターの耐用年数を延ばす方法
シートシャッターのメンテナンスは、主に清掃と点検が中心です。日常的にシャッターの表面を清潔に保つことで、汚れや異物が機械的な障害を引き起こすのを防ぎます。また、専門の技術者による定期的なメンテナンスや日常的な自主点検を行うことで、部品の摩耗や損傷を早期に発見し、故障する前に最小限の部品交換のみで長期間シートシャッターを使用することが可能となります。
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https://himeji-koji.com/news/2371/
最後に
シートシャッターの開閉時の異音や動きが鈍くなっている場合、シートシャッターが故障している可能性が高いです。これらのサインが現れた場合、即時にメンテナンスを行うことで、より大きな損傷や完全な機能停止を防ぐことができます。姫路 工場保全メンテナンス技術センターを運営する株式会社高原商店では、シートシャッターの修理・メンテナンスの豊富な実績があります。そのため、急なトラブルにも迅速かつ的確に対応し、設備を早期復旧することができます。シートシャッターの導入や修理・メンテナンスをご検討中のお客様はお気軽にお声がけください。