工場における機械移設、機械据付は、生産ラインの再編成や新規設備導入、老朽化設備の更新など、様々な状況で必要になります。機械移設・据付作業は工場の稼働率や安全性に直結するため、計画的かつ慎重に進める必要があります。そこで、本記事では機械移設・撤去のタイミングや具体的な流れ、注意点について詳しく解説します。
機械移設・機械撤去が行われる主なタイミング
生産ラインの再編成
生産ラインの再編成は、新製品の導入や生産効率の向上を目的として行われます。たとえば、新しい製造プロセスを導入する際には、既存の設備配置を変更し、作業の流れを最適化する必要があります。また、作業動線を見直し、不要な移動や待機時間を削減することで、全体の生産性を向上することができます。さらに、設備の増設などに伴い、スペースを有効活用するためにレイアウト変更が求められることもあります。
老朽化した設備の更新
設備の老朽化により、頻繁な故障や修理が必要になると、生産の安定性が損なわれるだけでなく、コストも増加します。そのため、一定の耐用年数を超えた設備は、新しい設備に更新する必要があります。特に、省エネ機能や高効率設計を備えた設備に置き換えることで、エネルギーコストの削減や生産能力の向上を実現できます。
工場の移転
工場の移転や一部の拠点の閉鎖に伴い、既存設備の撤去や移設が必要になることがあります。たとえば、機械を一か所の生産拠点に移設することで管理コストを削減したり、撤去した設備のスペースを有効活用することも可能です。
設備移設・撤去の流れと注意点
事前調査
機械を移設・据付をするためには、設備の重量や寸法を測定し、搬出・搬入のルートを決定する必要があります。また、床耐荷重や設置スペースを確認し、安全に設置できるかを検討し、設備周辺の配管・電気配線をチェックすることで移設・撤去時の影響を最小限にする必要があります。
解体・撤去
次に解体・撤去を行いますが、大型の生産機械、クレーンやコンベアなどの大型設備の場合、部品ごと解体し、運搬しやすい形にすることでフォークリフトやクレーンを用いて慎重に撤去を実施します。撤去時に設備を傷つけないよう、適切な保護措置を施しながら作業を行う必要があります。
移設・据付
そして機械の移設先で基礎工事を行い、設備を設置した後、水平調整および固定作業を実施し、安全に稼働できる状態にします。その後電源、配線、配管の再接続を行い、動作確認を行います。
当社の機械移設・据付の工事事例をご紹介
コンプレッサー 撤去と設置
鉄工業のお客様において、長年使用されていたコンプレッサーは、メンテナンスや電気代にも費用がかかるので、省エネの観点からも新しいコンプレッサーに変えたいという希望がありました。まず、当社は現地調査を行い、現在のコンプレッサーの状況を確認しました。スクリューコンプレッサーの提案をし、配管においても、レイアウト変更のしやすいものを提案しました。
既設機械の移設、ホイスト取付
こちらの工場では、一つのフロアを複数の部署が使用していたため、エレベーターとフォークリフトも複数の部署で共有されていました。その結果、エレベーターやフォークリフトを空いている時間にしか使用できず、生産性が低下してしまい困っておられました。そこで、生産性を向上させるために各部署を別々の部屋へ移設することになり、その際に当社までご相談いただきました。
移設に際して、機械の分解及び組立が必要であったため、機械設計の専門知識を有する当社の協力会社と共に作業を進めました。また、移設する機械はいずれも重量が大きかったため、ユニック車を使用して2階から吊り下げる形で移設作業を実施しました。
機械移設・据付なら姫路工場保全・メンテナンス技術センターにお任せください!
いかがでしたでしょうか。姫路工場保全・メンテナンス技術センターを運営する株式会社高原商店では、「設備を撤去・移設したいがどこに依頼すればよいか分からない」「工場レイアウト変更に伴い、既設の設備を撤去したい」などのお困りに対して、様々な機械設備に対応し、撤去から据付、修理・補強工事までワンストップ対応を提供いたします。お困りの方はお気軽にご相談ください。