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2025年7月2日工場内の安全対策!現場のヒヤリハット例から対策方法までご紹介!

工場内では様々な設備が稼働しており、怪我や事故のリスクが常に存在しています。本記事では、工場現場のヒヤリハット例から安全対策工事についてご紹介します。

工場でよくある事故、ヒヤリハット

以下に工場で実際に発生しやすい代表的なヒヤリハット事例について詳しく解説いたします。

転倒

工場内の床は油、水、粉塵などで滑りやすくなっており、床材が摩耗していたり、段差や凹凸があったりすると、転倒事故が発生しやすくなります。また、床だけでなく、照明の不具合等も転倒の原因として挙げられます。

はさまれ

工場内では機械装置の操作ミスや誤作動によって、作業員が巻き込まれる事故が発生しがちなため、ガードや安全装置が設置されていない古い機械では注意が必要です。

転落

足場が不安定であったり、安全柵等が設置されていない高所作業では、足を滑らせたり、踏み外しなどによる転落事故が発生しやすくなります。

接触事故

工場内には稼働設備に関する事故だけでなく、フォークリフトや搬送車と従業員との接触事故のリスクもあります。構内を移動する作業員と車両の接触事故を防止するために、通路の視認性と通行ルールの整備が重要です。

有害物質や粉塵などによる健康被害

金属加工業や化学工場などの現場では、作業員が化学物質や粉塵などを吸引し、呼吸器疾患や皮膚障害などに繋がるリスクがあるため換気設備の設置や整備が必要になります。

工場内の具体的な安全対策

以下に上記のような工場内での事故を防止するための安全対策工事についてご紹介します。

塗床工事(転倒防止)

滑りやすい床面を防ぐためには、耐滑性や耐久性に優れた塗床工事が効果的です。防滑性を高めた床面を形成することで、油や水による転倒事故のリスクを軽減できます。また、塗床工事で床の色を変えることで通路や作業エリアを見えやすくし、動線の乱れによる混乱を防ぐことも可能です。

安全柵、手摺設置工事(はさまれ・転落防止)

機械設備周辺や高所作業エリアには、安全柵や手摺の設置が有効的です。これにより、作業中の設備の誤接触や落下事故を防止することができます。

ライン引き、照明設置工事(接触事故防止)

構内のライン引き工事は動線や危険エリアを可視化することが可能です。歩行者用と車両用の動線を分けることで、フォークリフトなどとの接触事故を未然に防ぐことができます。

局所排気装置の設置工事(有害物質・粉塵対策)

工場内で発生する有害物質や粉塵による健康被害を防ぐためには、有害物質を吸引できる局所排気装置の設置が効果的です。特に、塗装作業や溶剤洗浄作業など発生する物質を吸引することで作業員が中毒症状を引き起こすケースなどもあるため、適切な排気装置を設置することが重要です。

当社の安全対策工事事例

安全柵 製作・設置工事

製造業のお客様より、工場内で労災が発生したことを契機に、安全対策の見直しについてご相談をいただきました。

対策として、機械周辺の安全性を確保するため、安全柵の設置を実施することとなり、当社にて、機械周りの床面を平らに整える工事から、安全柵の製作・設置まで一貫して対応いたしました。

 

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集塵機設置 ダクト配管工事

食品製造のお客様が増産するための設備の増設に伴い、設備から排出される粉塵を集塵する部分の工事について、ご相談を受けました。設備から出る粉塵を回収するための集塵機を選定し、ダクト配管を設置いたしました。

 

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工場の安全対策工事なら姫路 工場保全・メンテナンス技術センターにお任せください

今回は工場内のヒヤリハット例から安全対策工事についてご紹介しました。姫路 工場保全・メンテナンス技術センターを運営する株式会社高原商店では、工場内の安全性と生産性を考慮し、お客様のご要望に合わせた施工を提供いたします。お困りの方はお気軽にご相談ください。

 

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