コンプレッサーは長期間使用していると様々なトラブル、故障が発生します。本記事では、修理か更新かを判断するための基準や当社のメンテナンス工事事例についてご紹介します。
コンプレッサーの寿命
産業用コンプレッサーの一般的な寿命は、およそ10年程度が目安とされています。 しかし、実際の耐用年数は日常的なコンプレッサーの点検状況で大きく変わります。
例えば、オイル交換やフィルター清掃を怠ると、内部の摩耗が急速に進みます。 また、設置場所が風通しの悪い高温多湿な環境だと、周囲の温度が上昇すると、潤滑油の酸化が進み、機械の内部に負荷がかかることで寿命はさらに縮まります。 以下にコンプレッサーのよくある故障についてご紹介します。
コンプレッサーのよくある故障
異音、振動
異音や振動は、コンプレッサー故障の初期症状として多く見られます。通常運転時と異なる音が発生している場合、内部に異常がある可能性があります。特にベアリングの摩耗や芯ずれは、金属音や周期的な振動として現れるため、これを放置すると、回転部に過度な負荷がかかり、重大な故障に発展します。
エア漏れ
エア漏れは、コンプレッサー故障の中でも特に多いトラブルです。配管接続部やホースの劣化により、圧縮空気が漏れるケースが多くあり、エア漏れが発生すると、設定圧力を維持するため稼働時間が増加します。その結果、電力消費が増え、電気代の上昇を招きます。
オイルの消費が早い
潤滑油の減少スピードが異常に早い場合は、内部のピストンリング摩耗が考えられます。 オイルが圧縮空気に混ざる「オイルアップ」現象が起きると、フィルターを汚染することで潤滑不足による焼き付きを引き起こす場合があります。
コンプレッサーの更新・買い替えを行うべきタイミング
上記のよくあるトラブルが発生した場合、修理をすべきかコンプレッサーの買い替えを実施すべきか判断ができないケースが多々あります。そのため、以下にコンプレッサーの更新・買い替えを行うべきタイミングをご紹介します。
故障頻度が増えており、年に数回不具合が発生している状態
コンプレッサーの修理を行っても数ヶ月で別の箇所が壊れる場合は、機械全体の寿命といえます。 特定の部品だけを交換しても、他の老朽化したパーツが連鎖的に故障するためです。 度重なる修理費用を合計すると、新品を購入する費用を上回るケースも少なくないため、機器の更新を行うべきタイミングです。
メーカーからの部品供給がされない
製造から長い年数が経過しているコンプレッサーを使用している場合、故障時にメーカーから部品供給がされず復旧まで時間がかかる場合などがあります。このような場合は、コンプレッサー自体の買い替え、更新を行うことが推奨されます。
購入時に比べ、電気代が大きく上昇している
長年使用されているコンプレッサーは内部効率が低下しており、無駄な電力を消費しがちです。 電気料金の高騰が続く現代に消費電力の差は月々のコストに直結するため、省エネ性能が高い機種に更新することで中長期的にコストを削減することが可能です。
当社のコンプレッサー更新工事事例
コンプレッサー更新工事

お客様が使用しているコンプレッサーから何度も不具合が発生しており、部品の劣化が進んでおり、修理費がかさむことがわかりました。また、その後のメンテナンス費も考えるとコストが高くなることから、当社にて新品のコンプレッサーへの更新工事を実施ししました。
コンプレッサ-の修理・更新工事は姫路 工場保全・メンテナンス技術センターにお任せください
今回は、コンプレッサーの修理もしくは更新を判断するためのポイントについてご紹介しました。姫路 工場保全・メンテナンス技術センターを運営する株式会社高原商店では、コンプレッサーの修理・更新工事の豊富な実績がございます。お困りの方はお気軽にご相談ください。