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2026年1月9日モーターのよくあるトラブルとメンテナンス項目について

本記事では、モーターのよくあるトラブルのご紹介からメンテナンスが必要な項目についてご紹介します。モーターの突発的な故障等にお困りの方はぜひ最後までご覧ください。

 

モーターのよくあるトラブル

モーターの発熱

モーターの発熱は、故障の初期兆候としてよくある挙げられる現象です。主な原因としては、過負荷運転や冷却不足、内部抵抗の増加などがあります。特に長時間の連続運転では、定格電流を超えない範囲であっても熱が蓄積しやすくなります。その結果、絶縁材が劣化し、最終的には巻線焼損などの重大な修理が必要なトラブルに繋がることがあります。

振動不良

振動不良は、故障の中でも設備全体に悪影響を及ぼしやすいトラブルです。振動の主な要因は、回転体のアンバランスや据付不良、ベアリング摩耗などです。特にモーターと負荷側機器の芯ずれは、振動を増幅させる原因となります。また、振動が継続すると、軸受やカップリングの寿命を縮めてしまいます。

異音

異音は、故障の代表的な症状の一つで、潤滑不足や異物混入、軸芯ずれなどの原因で発生することが多いです。通常運転時と異なる音が発生した場合、内部部品の異常が進行している可能性が高いです。特に金属音や周期的なうなり音は、ベアリング損傷を疑う必要があり、この状態を放置すると、軸やハウジングまで損傷が及び、修理コストが増大します。

回転速度が遅い

回転速度の低下は、生産能力に直接影響する故障です。この症状は、電源電圧低下や巻線劣化、機械的負荷増大などが原因で発生します。

特に負荷側設備のトラブルにより、モーターに過大な抵抗がかかるケースが多く見られ、結果的に電流値が上昇し、発熱や絶縁劣化を誘発することがあります。

モーターのメンテナンス項目

振動測定

振動測定は、モーターのメンテナンスにおいて欠かせないメンテナンスの一つです。専用計測器を用いることで、目視や聴覚では分からない異常を数値として把握できます。振動値を把握することで、ベアリング摩耗や芯ずれの進行を把握することが可能です

温度測定

温度測定は、モーターの故障を未然に防ぐ基本的な点検項目です。特定の箇所だけが高温になっている場合、局所的な不具合が疑われます。夏場などの高温環境下では、特にモーターの熱負荷が厳しくなるため、許容温度を超えた状態で運転を続けると、絶縁寿命が極端に短縮します。

ベアリング交換

ベアリングは回転を支える重要部品であり、摩耗や劣化が激しく、モーター部品の中でもメンテナンス頻度の高い部品です。ベアリングから異音や振動、温度上昇が確認された場合、早期交換が必要となり、放置すると軸やハウジングまで損傷が広がる恐れがあります。

軸芯出し(カップリング)の調整

軸芯出しはモーターと相手機械の軸を正確に一致させるメンテナンス作業です。この調整が不十分だと、ベアリングやシールに過大な負荷がかかります。具体的なメンテナンス内容として、ダイヤルゲージやレーザー芯出し器を使用して、高い精度で調整を行います。水平方向だけでなく、垂直方向のズレも確認する必要があります。

当社のモーターメンテナンス工事事例

モーターの定期点検

飲料メーカー様より、飲料製造ラインに使用されているモーターについて、定期メンテナンスとして分解点検およびベアリング交換のご依頼をいただきました。

本作業では、モーターの分解をはじめ、シャフトの研磨、ベアリングの状態確認、新規ベアリングのヒーター加熱による圧入、ブラケットの清掃、自冷ファンおよびカバーの再組み付けまで、すべての工程を一貫して対応いたしました。

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ポンプ及びモーターの分解整備とセンターリング調整

飲料製造ラインで使用されているポンプおよびモーターの性能維持と安定した運転を目的に、モーター2台の軸受(ベアリング)交換と、ポンプ2台の分解・清掃・整備を実施しました。あわせて、劣化が確認されたカップリングの交換および加熱圧入を行い、センターリングによる高精度な軸芯調整を実施することで、設備の長寿命化と安定稼働の実現に貢献しました。

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モーターのメンテナンスなら姫路 工場保全・メンテナンス技術センターにお任せください

今回は、モーターのよくあるトラブルとメンテナンス項目についてご紹介しました。姫路 工場保全・メンテナンス技術センターを運営する株式会社高原商店では、モーターのメンテナンス、修理などの設備の修理・メンテナンス工事の豊富な実績がございます。お困りの方はお気軽にご相談ください。

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