工事の背景・工事の課題
製造業のお客様から、異物が入っていないかを目視で確認する検視機の部品であるプーリーの製作について、ご依頼を受けました。
以前は大阪の機械業者に依頼して受注製作していたのですが、価格と納期に問題があるため、新たな提供先を探しているとのことでした。
既製品のプーリーでは寸法が合わず、ベアリングを圧入することで動作不良が生じることがありました。また、納品後の破損のリスクも懸念されていました。
改善効果・当社からの提案
施工後の効果と施工手順について説明します。まず、お客様の要望を詳細にヒアリングした後、図面をもとにプーリーの設計を開始しました。
既製品のプーリーと異なる寸法のため、特注のプーリーを製作することとなりました。ベアリングを圧入する際の問題を解消するため、新たな方法を提案しました。
この提案により、ベアリングの圧入方法を見直し、動作不良のリスクを低減することができました。
その後、製作したプーリーを検視機に取り付け、動作テストを実施しました。問題なく動作することを確認した後、お客様に納品しました。
この結果、お客様は大阪の機械業業者に依頼する必要がなくなり、図面をもとに注文ができるようになりました。
納期も短縮され、機械の停止時間も削減されました。当社の提案で、既製品のプーリーにベアリングを圧入する方法を見直すことで、動作不良のリスクも大幅に低減されました。