工事の背景・工事の課題
製造業のお客様から、簡易リフトの修理依頼を受けました。故障の原因についてお伺いしたところ、リフターでの昇降作業中に荷台の扉が少し開いているのに気づかず、その状態でリフトを上昇させてしまった結果、リフトが上部の開口部に衝突し、扉が落下して荷台が変形したとのことでした。そのため、変形した荷台の修理と同じ事故が再発しないようにしてほしいとご依頼を頂きました。
改善効果・当社からの提案
お客様からのご依頼を受け、現地で確認を行ったところ、荷台は新たに交換しなくても、対応できると判断しました。これにより、お客様にかかる費用を大幅に抑える事が出来ます。また、こちらの簡易リフトには上下限のリミットスイッチは取り付けられていましたが、扉の開閉センサーが取り付けられていませんでした。そのため、扉の開閉センサーを取り付ける事をご提案いたしました。扉の開閉センサーを取り付けることにより、扉が完全にしまった状態でないと作動しないようになるため、事故の再発を防止することが可能となりました。