工事の背景・工事の課題
トムソン型製作工程では、罫線貼り作業の精度と作業効率の両立が大きな課題となっていました。特に細かく複雑な形状の罫線では、作業者の熟練度によって仕上がり品質にばらつきが生じており、セット作業にも時間がかかっていたことで品質の確保と作業時間の短縮が課題となっていました。
改善効果・当社からの提案
そこで当社にて、トムソン型作製用のCADデータをもとに面板用データを作成し、NC加工機にて罫線部に溝加工を施した樹脂製部材を製作しました。また、木型に埋め込まれた治具を使用することで、転写ズレを防ぎながら一面貼り作業を行いました。その結果、従来の溝切りテープを使用する方法と比較し、セット時間を短縮できるだけでなく、細かく複雑な形状の罫線形状の加工にも柔軟に対応できるようになりました。
本事例は、紙器・段ボール用抜型の木型作成ですが、当社では、食品・生活用品・医療用パウチなどの袋を打ち抜くプラスチックフィルム用抜型や食品用・工業用トレー向けのスチレンシート用抜型にも対応しております。


