工事の背景・工事の課題
製造業のお客様の製造工程において、パーティクルカウンターの使用は品質管理の一環として不可欠な状況でした。
しかし、年に一度はパーティクルカウンターの校正を実施し、適正な品質管理を実施する必要があったのに、本体を購入した業者と連絡が取れなくなり、校正の実施が出来なくなり、大変困っておられました。
また、校正を依頼しても、予備機を持たれていないので、校正完了するまでの約1.5ヶ月の間測定ができなくなり、製造工程の品質管理で大きな支障が出る心配がありました。
改善効果・当社からの提案
お客様が、本機を他社から購入したという状況に関係なく、当社からメーカーに直接交渉し、今後は安定した校正実施を行えるルートを確立いたしました。
これにより、お客様は年に一度の校正を安心して行うことができるようになりました。また、新品の購入は高額であるため、校正期間中の製造停止を避けるために、レンタル機を提案させていただきました。納期も校正の日程に合わせて手配し、製造工程における品質管理の途切れを最小限に抑えることができました。
さらに、校正の手順を見直し、必要な情報や資料を事前に準備いたしました。これにより、今まで1ケ月半かかっていた校正の工期を30日に短縮することができました。