工事の背景・工事の課題
自動車部品製造のお客様では、導入していただいた立体倉庫を活用して、原料、仕掛品、完成品の在庫、および備品の管理を行っていました。製造工程と商品管理において大きな役割を担っているので、導入してから毎年、立体倉庫の定期的な点検は欠かせませんでした。
やがて、使用年数も経過してきたため、駆動部のチェーンの摩耗が進み、このまま放置すれば、立体倉庫の動作に支障をきたす恐れが出てきました。それは生産停止や出荷停止に直結する問題であり、今回は定期的な点検ともに部品交換を実施することにしました。
改善効果・当社からの提案
立体倉庫のチェーン交換工事は前日に年次点検を行い、当日は早朝から古いチェーンの取り外しと新品の取り付けを実施いたしました。テンション調整と潤滑後、全体点検を実施。これにより、動作がスムーズになり、故障リスクと生産遅延が低減いたします。
また、立体倉庫の寿命延長とメンテナンスコスト削減が期待され、自動車部品製造の生産性向上と安定運用が実現しました。