工事の背景・工事の課題
製造業のお客様から、工場の生産ラインの重要部品が使用に支障をきたして困っている、と相談を受けました。お客様は、従来その部品を作った製造者へ修理に出していましたが、今回はその業者から「納期が半年」と言われたそうで、その納期では困ると言っても融通が利かず、どうすればいいかと悩まれていたようです。現物の部品を確認すると、製品の周りにあるウレタンゴム部分が経年劣化によって損傷していました。従来の業者はゴムの種類や硬度などの仕様を開示してくれないので、当社の調査によって、ゴムの種類や硬度を特定し、鉄部分の周辺を手直ししてウレタンゴムのライニング加工をすれば、十分使えるものであると判断しました。
改善効果・当社からの提案
従来の製造業者が「納期半年」といっていた修繕でしたが、当社は納期2週間で18個のウレタンライニング加工を終わらせ、納品させていただきました。納期が格段に縮まったことに加えて、経費がだいぶ小さく抑えられたので、お客様から大変喜ばれました。 ウレタン加工するだけでなく、鉄部材も含めたトータルに部品製作した見積もりも提出したところ、それも大変喜んでいただきました。 当社は、自社の持っているメットワークを活用して、金属部品、ゴム部品、樹脂部品などさまざまな部品のメンテナンスや加工や制作を行っています。ぜひとも、困った時にご相談をしていただけたらと思います。