工事の背景・工事の課題
金属加工を行われているお客様の工場では、既存設備のレイアウト変更を計画されていました。これまで機械の移動はお客様ご自身で対応されていましたが、以前の移動時に機械を転倒させてしまう事態が発生しました。工作機械は重量があるうえ、重心が高い位置や偏った位置にあるものも少なくありません。持ち上げる位置や荷重のかけ方を誤ると、わずかな傾きでも転倒につながるおそれがあります。転倒は機械本体の破損や加工精度の狂いを招くだけでなく、作業者が挟まれるなど重大な労働災害にもつながりかねません。レイアウト変更のたびにこうしたリスクを抱えることは、お客様にとって大きな負担となります。そこで、安全に機械を移動するため、当社へ移設工事のご依頼をいただきました。
改善効果・当社からの提案
そこで当社は、フォークリフトを用いて機械を持ち上げ、複数名の作業員で安全を確認しながら移設工事を実施いたしました。搬送中は作業員が機械に手を添えて揺れや傾きを確認し、周囲の設備や作業台との接触にも注意を払いながら、新しい設置場所まで慎重に移動いたしました。作業は1日で完了し、お客様が計画されていたレイアウトでの設備配置を整えることができました。
あわせて当社からは、今後も機械を移動される際には事故防止の観点から当社へご依頼いただくよう、ご提案いたしました。重量のある機械の移動は一見シンプルな作業に見えても、転倒や落下による設備の損傷、人身事故のリスクを伴います。機械ごとの重量や形状に合わせて、適切な機材と手順を選ぶことが安全な移設につながります。専門業者に任せていただくことで、作業時の安全確保はもちろん、移動後も機械を本来の状態で使い続けやすくなります。工場設備のレイアウト変更や機械の移設・撤去でお困りの際は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。
